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遺留分ってなんですか?|相続知識

ある紳士X氏は長男Aには、財産をあげたくないので全部次男Bに残したいという願望を持っておられそのような趣旨の遺言を書かれました。そういうかたって意外と多いですよね勿論その場合遺言は有効なのですが長男Aには「遺留分」という権利があり財産をすべてあげることはできない場合があります。
今回は、遺留分について少し考えてみることにします。

遺留分制度は,被相続人の財産処分の自由と身分関係を背景とした相続人の諸利益との調整を図るものである。民法は,被相続人の財産処分の自由を尊重して,遺留分を侵害する遺言について,いったんその意思どおりの効果を生じさせるものとした上,これを覆して侵害された遺留分を回復するかどうかを,専ら遺留分権利者の自律的決定にゆだねたものということができる(1031条,1043条参照) (民集 第55巻6号1033頁)

上記の例で考えてみると長男Aには遺留分という権利があるが主張するかどうかは長男Aに任せられているということです。つまり主張することもできるしあるいはしないこともできるということです。ですので遺言書を作成するときは、遺留分に関しても検討した方がいいのです。